2007年度 10月度 労使協議会

◆実施日:10月17日(水)15:00~16:30
◆開催場所:役員会議室・大
◆出席者:
 会社側)
    小栗取締役殿、高山執行役員殿、人事部 山本部長代理殿、藤本課長殿
 組合側)
    野田委員長、鳩飼副委員長、安部副委員長、金子(秀)副委員長
    梅林書記長、金子(安)書記次長(記) (以上10名、以下敬称略)
◆配布資料:
 会社側)
 ・労使協議会レジュメ
 ・2007年度 新・NIFTY Wayセミナー(幹部社員マネジメント研修)について
◆決定・報告事項:
◆議事内容:
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■ 入退社状況について(会社側)
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●藤本
 9月30日退社は10月の数字にカウント。2006年度より退職率が高く
 なっている。
●野田
 退職理由をそれぞれ聞きたい。
 ※退職理由は非公開
 
●野田
  ニフティでは引きとめようがない、希望を叶えられないものが多いようだ。
→山本
  よく言えば、前向きな転職ではある。
→小栗
  例えば、ニフティで行っていた業務をニフティの外にでて専門として、本業
  としてやっていきたいというケースがある。
  特にコーポレート本部は付き合う会社がまさに専門会社のため、影響を受
  けやすい。
  ただ、当然ニフティと転職先企業を量りにかけた上で転職を決めたはず。
  チーム制をとっているのだから、もっと気楽に話ができる雰囲気が必要。
  現場のケアがより必要。
  今は売り手市場。就業環境、賃金水準も高い。新人採用も良いと思える人材
  が少ない。この業界は流動性が高い。
  正直、転職率が高いとは思わないが、何が出来なかったのかは反省すべき。
●野田
  今後もこのような退職状況が続きそうか。
→山本
  10/20以降の話はまだいない。
  転職者は転職に抵抗がないため、プロパーより転職しやすい傾向はある。
→野田
  いろいろ事情はあるが、引き止められなかった原因がなんだったのかを調
  べて対策を講じてほしい。
●梅林
  今後の採用予定数とかあれば教えてほしい。
→山本
  現場で人不足はわかるが、ニフティの方針に沿って必要な人材を採用する。
  キャリア採用は月5名位を予定。
●小栗
  
  
  障壁やメンタルでやめてしまうのはケアしたい。また、優秀な人材が引き
  抜かれないような方法を考えないといけない。
●金子(秀)
  採用の基準を落として採用していると聞いたことがあったようだが。。
→高山
  今もこれまでも落としたことはない。採用の基準は今年の方が厳しい。
●安部
  キャリア採用の方の、入社後のフォローはあるのか。
→藤本
  3ヵ月フォロー面談がある
→高山
  入ってすぐにやめてしまう人がいる。本人の問題もあるが、現場の問題も
  あるため、幹部社員研修に盛り込んでいく。
  面談したから、問題が解消されるわけではない。通年採用者のアラームが
  すぐ上がる仕組みとか、やりようがあると思う。ただ、仕組みよりもマネ
  ージャーの力量が問われる。
●安部
  キャリア採用の優秀な人には、ニフティの問題がよく見える。
  そういう、優秀な人が、ニフティを見切って転職するのではなく、一緒に
  問題を解決してニフティを盛り上げていくようにしたい。
→藤本
  採用時点で、優秀だと思う方には可能な限り、入社前に現場の雰囲気を掴んで
  もらえるようにしている。
→小栗
  同業他社から転職され、短期間で転職された方は、今の仕事では会社に貢献
  出来ないと言っている。1週間や10日間で見切られてしまった。
  本人のスキルや趣向にフィットしない仕事をやらされていた。
  いかに気分よく仕事ができるか、現場の管理職がしっかり見て
  いかなくてはいけない。
→安部
  入社三ヵ月後に本当にイノーベティブな人がいたら、その人たちを集めて
  「ニフティをどうしたらいいか」と討議するとか、組合側含めクロス
  ファンクショナルな活動をしてもよいかもしれない。
→小栗
  それはあってもいいと思う。
→山本
  安部さんの周りでそういうことを言っている人がいたか。
→安部
  ニフティの問題を鋭く認識している人はいる。
  そういう人に、業務の枠にとらわれず、「外でやってきた経験をいかして、ニフティを
  変えていって欲しい。そのためにも採用している」ということを伝えられたらよい。
  その結果、問題を認識してニフティを見切るのではなく、「しょうがない、頑張ってみ
  るか」という雰囲気にもっていけると良い。
  もっとキャリア採用組を活かせていけないか。
●藤本
  転職経験があると、自分の市場価値を知っているため再度転職しやすい。
  また入社以来職場で誰とも話をしない(けっこう多い)、歓迎会もしない(1人)。
  入ったばかりの人には過剰なくらい声をかけてもいいのでは。
→野田
  昼飯誘うくらい管理職としては当たり前。自分よりスキルが上の人間が
  入ってくることもあり、どうしたらいいのかわからない人もいるのかも
  しれない。
●安部
  組合としてもキャリア採用の歓迎会を年に1回ではなく、クオーターで
  実施してもよいかもしれない。
→高山
  会社と一緒に合同で歓迎会をしてもよい。
  とにかく、入ったばかりでマイナスな影響を受けてしまうと辞めてしまう。
→野田
  ミスマッチがあれば同僚に相談するはずなので、その解消が先決。
  そういったことを受けて会社側が変えていく必要あり。
  組合とあわせて、やっていきましょう。
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■ 幹部社員 役員研修について(会社側)
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●山本
 下期、部課長層を対象にNIFTY Wayを学ぶ研修を10月から来年7月まで
 かけて行う。目的、内容は資料に記載の通りだが、高尚なことはやらず、
 各自の「内容」に記載されていることについての想いをディスカッション
 していく。
 3ヵ月後にフォロー研修を実施。中身までは難しいかもしれないが、
 ニフティスクエアで出来るだけ情報公開していきたい。
●高山
 人間関係、健康状態、残業時間など、部下にもっと関心を持って欲しい。
 マイナスを±0に持っていく施策だが、これがしっかり出来ていないと
 仕事が回らない。
 例えば、育児休業だからといって評価が低くついているようであれば
 直したほうがよい。
 派遣社員に対する関心も少ない。派遣社員をマネジメントすることも成果
 につながる。派遣社員のモチベーションが低下すれば生産性もかなり落ちる。
 合宿のテーマは「コミュニケーション」。
→野田
  スキル面ではなく、コミュニケーションがメインと認識した。
●高山
  今、NIFTY Way、経営理念、会社からの約束、がセットになりきれて
  いない。それらを合体したものを新・NIFTY Wayとして社員に啓蒙、定着
  を図っていく。
→小栗
 NIFTY Wayは、コーポレート本部のものではなく、JQAと同じことを言って
 いる。根っこの部分はJQA、NIFTY Way、社会貢献みんな同じこと。
 経営課題のマップと同じ。
●高山
  対象者は部長、課長、本部長、役員除く約90名が対象(G6、TL対象外)。
→野田
 現場社員でモチベーションが高い人が参加してもよいのか。
→高山
 よい。
●安部
  今、ニフティの中で幹部社員、マネジメント層が弱いという問題認識があるが、
  それに対する解はこれなのか。マネジメント層が考えたり、自分たちの仕事を
  見直すような力が、マネージャ個人の力に依存していて、組織の力になってい
  ないのが問題と認識している。
 
  世の中的にもプレイングマネージャーは難しいと言われている今、マネジメント力を
  組織的に蓄積していくような研修を期待していた。
→高山
  そもそも人を動かすような力がないとスキルだけではうまくいかない。
  社員全員が必要としているものだが、幹部社員は特に必要なこと。
  まずは根っこをやりたい。
→藤本
 何度も議論を重ねた結果、チームがうまくまわっていないのは、ここ(
 コミュニケーション)に問題が見え隠れしているのではないかと考えた。
→高山
 3年計画でスキルアップしていく。
 上期で本部長クラスはこの倍の予算を使っている。
→安部
 マネジメント層に、その上のマネジメント層が指導する、ということが、
 ニフティには足りない。プロジェクトを回すスキルを持っていない
 マネジメントがいる。
→藤本
 そういった考え方は本研修で盛り込む。プラスαの知識やスキルは自分で
 取得してもらう。
→高山
 プロジェクトの回し方が上手・下手は、現場とのコミュニケーションが
 半分くらいを占める。コミュニケーションが取れていれば、もっと現場が
 気づけば上司に言っていけばよい。
 コミュニケーションの大切さにまず気づいて欲しい。これは最低限必要。
●野田
  参加している幹部社員のモチベーションが大事。想いの高まりがないと、
  やっても効果半減。
→藤本
  組合の見学OK。
→高山
 試行錯誤してやっていく。これから変わる可能性もある。
→安部
 これとは別に(プロマネスキル面も)やって欲しい。
→山本
 確かに「仕事の進め方」を学べている人とそうでない人はいる。
→小栗
 やりたいことはわんさかある。本来やらなくてはいけないことはたくさんある。
→山本
 スキルマップ作成にも着手している。この場でなくてもよいので意見があれば
 言って欲しい。
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■ 懲戒について(会社側)
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※会社側より説明あり。
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■ その他
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●小栗
 鈴木孝充さんのお見舞い。今月中に退院するつもりだ、とのこと。
 本格復帰は何ともいえない。
●梅林
 時間単位の切り替えの手交を交わしすみ。ガルーンへの掲示OK。
●安部
 労使間のタスクの管理と、スケジュール管理を再開する必要あり。
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次回日程:11月21日(水)16時~ 場所:セミナーB
以上
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本件に関するご意見などがありましたら、[ 組合目安箱 ]までご投稿下さい。

2007年11月06日 7:36 PM