2010年10月度 労使協議会議事録

2010年10月度 労使協議会議事録
———————————————————————–
日 時 : 2010年10月20日(水)11:00-12:00
場 所 : 9B会議室
参加者 : 組合:池田委員長、梅林副委員長、野本副委員長、久保書記次長
      会社:高山取締役、広瀬執行役員、人事部)野上部長、佐久間課長、荻野(記)
———————————————————————–
<1.会社からの報告・協議事項>
(1)経営連絡会より報告事項(資料①)
  (決算状況について広瀬執行役員より説明)
  (その他経営の状況について)
  ・新しい事業に取り組むための取り組みを進めている。
   ・開発推進室の立ち上げ:ソーシャルメディアへの取り組み
   ・ソーシャルメディアをアグリゲーションする仕組みを展開しているJIBEと協業する。新しいビジネスを模索。
  ・社長からは、決算報告や組織体制の話などについて経営連絡会で報告共有。
  ・現状、経営の課題としては、ソーシャルメディア、クラウド、シュフモなどの「中期事業計画」に取り組んでいる。
  [労]
  ・売上にも影響があったと思うが、クラウドの障害対応については?
    >原因はアイシロンというストレージの障害がメイン。
     現時点ではこれに関してのトラブルは一通り収束できている。
     今後はSLAを導入することを検討している。
  [労]
  ・yahoo、google提携による影響は?
    >直接、当社の検索機能においては、今のところ大きな影響はないが、引き続き
     動向をウォッチしていく必要はある。
  [労]
  ・残業時間の効率化について(利益への影響は?)
    >昨年の平均時間で予算を見込んでいる。マネジメントにより統制を図っている。
     第2Qから絞り込んだ数値にはしているが、利益への影響はほとんどない。
  [労]
  ・抑制した拡販費分はこれから獲得に向けるのか、別のものに振り向けるのか?
    >0か1で考えるものではない。採算性など見ながら毎月毎月見ていく。
     事業ポートフォリオをどう組んでいくか、常に軌道を修正しながら。
     その流れによっては人も動くことも含んでいる(異動など)。
(2)人員状況について(資料②)
  ・人員数の推移について説明:2Q終了時に647名。3Qは増員9名、減員6名により
   3Q末時点では650名を見込んでいる。
  ・2010年9月~10月度の異動情報(入退社など)について説明。
  ・当社からグループ会社への出向について、今後2名予定。
    ・A部からFNSへ出向:出向期間1年予定
    ・B部からFJQSへ出向:出向期間2年予定
       ・FJQSはビジネスに厳しい環境下での業務で、いい職場環境にある。
       ・受入れも親身に対応してくれている。住まいは駅3分で、オフィスまで徒歩。
       ・FJQSは他グループ会社からも多く受け入れている。
    ・どちらかというと教育目的でニフティから出向打診している。
    ・ニフティ発注案件を業務として担当することになる。
  ・C部の増員については、退職者、休職者それぞれについての補充要員として想定した採用。
   関連部署の人員リソースの費用対効果については執行役員会でも検証をすることになっている。
  [労]
  ・D部は負荷が高く、休職者が2名いるが補充などは?
   >1名復職可の診断書が出ているので、早ければ11月にも復職予定。
  ・クラウド関係でFJQSから人員受入れ(出向)の計画あり。詳細未定。
(3)2010年度36協定の遵守状況(資料③)
  ・状況について説明(2010年10月度)
  [労]E部から2名上位に上がっているが?
    >担当業務の入れ替え、引継ぎなどにより業務負荷増。
     人づくり、システム入れ替えなどの業務増。ただ、メリハリをつけていくよう
     対応。今後、採用は土日出張の対応が増えてくる。平日に代休や振り替えをするよう指示している。
(4)2011年度新卒入社者の内定状況(資料④)
  ・内定状況について説明
    ・世間一般的に大学院への進学が高くなっている傾向にある。
    ・事務系に手をあげる人が結果少なかった。
     営業の強化、コーポレートの定期的な入れ替えも。考えたい。
  ・内定式について説明
    ・10/1に実施
    ・入社するまでの間のカリキュラムとして、「社会人基礎力」について現状認識
     して入社までにそのレベルを高める目標をたてて実践していく。
    ・入社まではメーリングリストを使って2週間ごとに進捗報告をさせて、内定者
     同士でもコミュニケーションを図る。
  [労]
  ・2012年度新卒入社者の採用方針は?
    >・執行役員会でもまだ議論していない、近日協議決定する見込み。
      どれだけの人数を、どういう人材を採用するのか、を役員で協議する。
     ・来年度は少しスケジュールを後ろにズラす方針案も。
     ・10/1から採用サイトは一斉にオープン。現時点で数百人が当社にエントリー。
(5)新人教育:サテライト研修について(資料⑤)
  ・サテライト研修の対象者と研修先、スケジュールを説明
  ・不参加者については、他メンバーと同タイミングで本配属。
  [労]
  ・開発者であってもサテライト研修は有意義であると思われるが、不参加の理由は?
    >人事部でもこの研修の意味・効果を伝えていたが、本人は当初から研修に対し
     ては懐疑的であり、技術者として早期に立ち上がりたいという強い思いが強かった。
    >採用や内定の段階、すべての工程で本研修については説明していた。
     入社後も早くに説明し、個別にも話をしているが、本人の意思は曲げなかった。
    >本人とは時間をとって個別に面談する予定(ケアの意味で)
<2.組合からの報告・協議事項>
 ▽働き方アンケートの実施
  ・昨年安全衛生委員会でも共有した「働き方アンケート」を本年度も実施
  ・12月か年明けに実施を。労働時間に対する考え方、働き方や年休取得についての考
   えなどをアンケート通じて調査。昨年度の質問項目がベース。
    >事前にまたアンケート構成を共有いただきたい[使]
 ▽りんご狩りイベントの実施
  ・10/23(土)に労働組合の福利厚生イベントを実施
  ・全員同一行程で大森発、19時に大森着。
  ・10名超の参加応募(ご家族含めて)。
  ・締切りまでタイトだったこともあってか、40名枠に対して応募が少なかった。
 ▽人づくりについての進捗確認
 [使]・仕切りなおして役員で理念やビジョンなどの上位レベルから議論をしている。
   ・今週末にも議論していくので集約をしていく方向で考えていき、施策面について固めていく。
   ・役員で協議し、オープンに人を巻き込んで今年の3月に骨子を固めたい。
   ・2011年度下期から実際に取り組んでみる、ということにしていきたい。
<3.その他事項>
(1)今後の労使協議会の予定について(資料⑥)
  ・主要メンバーの予定を直前では調整しにくいため、定例時刻で予定化する。
  ・確定したら別途予定を登録するなど案内する。
                                以 上

2010年11月22日 12:58 PM