2016年春闘交渉速報
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ニフティ労働組合は、2016年2月22日に第1回目交渉を行い、要求書提出をしました。2月29日に実施した第2回目交渉では会社状況の説明を受け、3月8日に実施した第3回目交渉では、要求内容に関する質問回答を行いました。第2回目の説明・質疑応答について、掲載いたします。 会社への要求書 http://union.office.nifty.co.jp/member/archives/2015年度春季交渉要求書.pdf 要求に対する会社からの質問書 http://union.office.nifty.co.jp/member/archives/2015年度春季交渉要求書に対する質問書.pdf 会社からの質問書に対する組合からの回答書 http://union.office.nifty.co.jp/member/archives/2015年度春季交渉要求書質問書に対する回答書.pdf ※ファイルの閲覧には認証がかかります。ID=従業員番号、パスワード=業務ID(SCIxxxxx)です。 |
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速報のトピック |
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第1回 ・要求書提出 第2回 ・会社の今期業績、今後の計画について ・要求書について、会社からの質問
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日時 2016年2月29日(金)13時00分 ~ 14時00分 出席者 会社)古屋執行役員、野上執行役員、佐久間人事担当部長、稲村人事部員 組合)池田委員長、佐々木副委員長、矢野副委員長、西原書記次長 |
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組合 |
2015年度の業績についてお聞かせ願いたい。 |
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会社 |
クラウド事業/WEBサービス事業についてはそれぞれ増収増益。クラウド事業についてはIaaSが好調で、WEBサービス事業は不動産関連を中心にマーケットプレイスが伸びている。利用端末がPCからスマホにシフトしていることをうけアプリに対する期待値が高まっているが、苦戦している。シュフモについては立て直しを図ろうと頑張っているが苦戦している。しかしながら「伸びていればいい」「落ちていれば駄目」というものでもないと考えている。 |
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組合 |
ネットワークサービス事業部については? |
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会社 |
近年会員数が減少傾向にあり、拡販費を投じて増やしたかったが、注力した光コラボの費用対効果が予想以上に悪く下期から拡販費を抑え、営業利益14億円の確保と会員数維持を目指した。 結果については、批判されるべきは経営陣で、従業員は十分にがんばっていると思う。 一昨年から去年度にかけて年8万人減のペースが続いている。8万人減で年10億円の営業損失となる。これに加えて今年度は20億円の拡販費を投じた。これで合計30億円営業損失となる。 光コラボに過度の期待をしすぎていた。他ISPも期待してはずだが、予想以上に市場が動かなかった。勝った事業者があったかというと、そうでもない。第1四半期で大きく市場が動くと想定していたが、想定が外れた。早めにアラートを挙げられず、またそれを組合員にまで伝えられなかったのは反省点だ。 長期的には難しいだろうが、数年の間であれば、ネットワークサービス事業で会員をある程度のレベルに維持できていれば、ニフティ全体で30億程度の営業利益を作るのは難しくはない。今現在お手上げという状態ではないと考えている。 |
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組合 |
NifMoについては何かあるか? |
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会社 |
年初の獲得計画は未達となっている。当初の想定では、高価格帯の上位プランに人気が出ると思っていたが、より低価格帯の下位プランにお申し込みが集中し、売上面でも下振れとなった。 全社状況も踏まえ、期中で10億円程度の拡販費を圧縮する判断を行った。 |
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組合 |
年初の予算の立て方が、非現実的な数字が盛られていて達成できないという声が組合員から上がっている。 |
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会社 |
同じ数字を与えても人によって捉え方が違う。あまりに非現実的な数字であれば話し合うべきと考えているが、予算は「こうありたい」という意思を盛り込んでいる。経営としても一旦予算化したら大丈夫と言うつもりはない。難しいのであれば早めにアラートをあげてほしい。 |
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組合 |
今年のリスクは来年にどう活かされるか? |
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会社 |
中身の反省は当然あるべきだと思っているが、この状況をどこまで想定できたかというところはある。来年度についても積極的に投資をしていくつもりだが、同じ金額を使うにしてもどう使うかを改善していく。効果の高いお金の使い方をしないといけない。 |
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組合 |
来年度以降の会員獲得計画はどうなっているか? |
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会社 |
来年度の計画に関しては3月に詳細を詰める。来年度までは光コラボが動く時期だろうと考えている。あとはWEBサービス事業/クラウド事業がどれだけ利益出せるか。ネットワークサービス事業は現状維持なのか?と言われそうだが、現状維持には大きな意味がある。 |
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組合 |
子会社の状況について聞かせていただきたい。 |
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会社 |
各社予想通りの結果だった。上期は子会社にだいぶ救われた。特にプロミクロスには経費削減努力による貢献が大きかった。 |
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組合 |
なぜ営業利益14億円にこだわるか? |
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会社 |
12億円、13億円でもいいのでは?と思われるかもしれないが、当期純利益9億円をあげるには営業利益が14億円必要となる。当期純利益から株主配当を出すが、ニフティでは利益がいい時も悪い時も40円を配当してきており、これに必要な当期純利益がだいたい14億円。ただし、株主は配当を期待しているというよりも、新しい世界を見せてくれ、というキャピタルゲインに対する期待のほうが多い。 年度末、最後の頑張りをお願いしたい。 |
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組合 |
バックボーン回線の回線費については? |
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会社 |
現在値下げの交渉中である。 |
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組合 |
ニフティ会議では全社説明では財務会計、事業部の説明では管理会計で説明されており、混乱を招いているように感じた。 |
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会社 |
説明がうまくできなかった部分はある。全社にかかる経費などを、たすき掛けで各事業部へ割り振るのだが、あまりきれいにできていない。時間をかけて変えていきたいと考えている。 |
2016年03月23日 7:42 PM