【臨時執行委員会】議事録
臨時執行委員会
【日 時】2018年1月19日(月) 18:30~20:15
【場 所】大会議室
【司 会】矢野
【出 席】西原、矢野、木下、宮坂、福本、清水、田井、本田、横山、玉城(議事) ※敬称略
■1.委員長より 西原
初めて会社別に要求書相談をした。
前原本部長・全富連に確認をしたので、まずはその結果を共有した上で、
要求書について決めていきたい。
■2.要求書の内容について 西原
1労組2社体制であり、要求内容は基本的に同じ要求書を出すこととなる。
よって、【要求事項】へ共通事項を記載し、各社の要求については、
【独自事項】に記載することで各社に合わせた要求を出せるよう対応する。
宛先の社名及び、【独自項目】内容が異なることから、要求書の号数は開催日が
早い順で分けて振っている。
▼要求事項 ※各金額については各社の平均給与額が社員の分布等に差があるため、
要求額が異なる。
・賃金改善:平均ポイント33をモデル賃金とし、3,000円改善を図る
年齢別最低賃金 \164,000 に改善を図る
※両社18歳採用はないが、近隣の関連企業と足並みを合わせて
交渉ベースの情報がまだ会社から届いていないため届き次第算出する。
・「個別賃金水準の維持」を前提とした上で平均ポイントである33ポイントを
3,000円上げることで個別賃金水準が全体的に向上する。
賃金分布表は要求書には明示せずに協議の中で調整を進める。(西原)
・一時金:5ヶ月で要求
最低保証)例年通り
支給日)6/19,12/10
・労働協約の改定:下記3項目を追加していく。
– 働き方改革-健康を守るための取り組み(機関紙p.5(1)-②を採用)
– 生活と仕事の両立
– 仕事と介護、仕事と育児の両立支援:ニフティ側が当該再雇用制度が整っていないため
記載する。
※FJCTは達成されているため記載しない。
▼ニフティ側の個別箇所
・働き方への改革への取り組み:
春闘アンケートの結果から、場所にとらわれない働き方の要望が大きかったので、
今回取り入れている。
・評価制度の運用見直し:
継続案件。評価の納得性を向上することを目的としている。
→ 過去にも出していて改善されていないため、アプローチを変える必要が
有るのではないか?(清水)
→ 今回の春闘では、具体的なアクション(マイルストーン)を
回答書に書いていただくよう協議を進める予定。(西原)
▼FJCT側 独自項目
・働き方改革への取り組み(ニフティと同じ)
・職場環境改善への取り組み:
春闘では概要を提示し、まずは議題にあげる。
具体的な内容については協議の中で進める(西原)
・教育制度改善への取り組み:
キックオフで上がっていた会社側が求める人材像を、ちゃんと育成できるような
仕組みを整えてもらうために要求書に本項目を含めた。(西原)
・旅費の改定:
機関紙p.5-④
会社として今後起こりうる事項として、規約に記載が入ったため、その規約制度の改善も合
わせてする必要性があると考え、春闘の要求書へ記載している。(木下)
■3.その他
▼各交渉の議事録係について
交渉スケジュールに於いて、議事録専属として執行委員に参加してほしい。
組合理解に繋がるため、交渉の様子も積極的に組合員に共有していきたい。(西原)
→ 異議なし。
▼スト権の委譲について
前提:スト権の委譲とは、組合員それぞれが権利として持っているスト権を
労組執行部へ委譲することを指す。
通例として会社との交渉時の労組側の実力行使の実現性を示すた
め春闘交渉時に準備しておくものである。
これまでのニフティ労組では出来ていなかったが、今回から対応していく。
※仮に交渉がうまく行かなかった場合、労組はストを決行出来ることを示し、
会社側のパワーを示す。
スト権の委譲は本来、春闘においてやるべきことだがやっていなかった。
ストに関して、労働組合法では過半数の賛成があれば実行が可能となる。
春闘はまず協議が始まるが、仮に折り合いがつかない場合「団体交渉」となる。
団体交渉=有事の際に実力行使をして交渉を進めること。
・委任状の賛否ツールを使用し、スト権の委譲を実施する。
十分な説明、及び伝達努力を行う。
投票しなかった方の権利の扱いについては、「委譲する」と定めるような文面とする。
【数値目標】
得票数 60% 目標
委譲数 80% 目標
※これまでのアンケート/委任状等の実績を鑑みて目標値を設定している。
以上
——————————————————————–
本件に関するご意見などがありましたら、[ 組合目安箱 ]までご投稿下さい。
2018年02月22日 10:40 PM