2006年度 9月 ES安全委員会

日 時 :2006年9月7日(木)16:00~17:30
場 所 :役員会議室
参加者 :
(会 社)和田副社長、田坂グループ長、井崎グループ長、今村グループ長、笠間グループ長、小栗グループ長、小川副グループ長
  (組 合)大橋執行委員長、鳩飼副執行委員長、野田副執行委員長、梅林書記長、長坂書記次長、長谷部執行委員、高橋執行委員
  (産業医)芦原先生
  (事務局)高山副グループ長、伊藤部長、南里課長、木本保健師、藤本(記)
1.和田副社長挨拶
・会社の方向転換が上手くいくかは、社員のヤル気にかかっている。「経営からの約束」の「働きやすい環境を提供し、やりがいを支援します」は経営者としてのやるべき基本動作である。
・富士通ルールなどにしばられてきたことが多く、改善しなければならないことが多いように思われる。
・メンタルは予防(早期発見)が重要。
2.大橋執行委員長挨拶
・退職が決まった時点で話を聞くことが多い、そうなる前にチームの仲間、ラインマネージャーが手を打てばなんとかなるのではないか、課題と捉えている。
・経営層と話をする機会の一つなので、現場の声を正しく伝えて行きたい。
3.議事
■就業関連報告 <資料1>、<資料2-1、2>、<資料3>、<資料4>、<資料5-1、2、3>
・資料1~5の報告(南里K)
・質疑応答
「900H対応についての対応は?」
- 業務の見直しをさせているが、なかなか変らない。根本的には仕事の配分と量。(今村G)
- 組合でも、残業0、年休消化率アップを目指しているが、時間外労働だけを捉えても解決にならない。働き方を考えていかなければならない。(大橋I)
「時間外労働とメンタルの関係は?」
- 時間外が多い=メンタルというのはニフティの場合、関係性がそう強くない。(芦原S)
- もともと真面目で完璧主義な人が多いので、「急に風邪を引きやすくなったり、朝起きれなくなったり」といったような変化を見つけることが大切。但し、見た目や症状が同じでもメンタル面の病気では無い場合いもあるので注意。(芦原S)
⇒ 普段から上司が気をかける。均等に努力をさせる。不均衡を直すのが上司のつとめなのに、見られていない。長時間と逆に少ない人、両方見ないといけない。
「マネージャー向けの教育は?」
-管理職向けのメンタル研修をやっている。
⇒ 同じ研修を受講していてもまったく違う理解をしてることがある。
- 組合の実施したFB面談のアンケート結果でも、(評価にかかわらず)向き合って話しをしてくれたことが満足に繋がっている。上司と正しくコミュニケーションが取れているかが問題なのでは。(大橋I)
- 職種柄か、コミュニケーション能力があまり無い人が多いよう。
■健康管理室報告<資料6>
・資料6の報告(木本)
-インフルエンザの接種を今年からニフティ社内で行う。
・芦原先生より
- 健康診断の異常は、木本さんが来てから減ってきている。
⇒ 最近は幹部社員からの相談の6割が部下の相談。経験値や、部署によって温度差はあるが、部下のメンタル面での相談内容はプライベートに関することが多い。(木本)
- 社員の1割が何かしらのメンタルヘルス不全に罹患していると思われる。そのうちの少数が休職に至っている現状である。
- 復職支援プログラムがニフティに出来上がり、現在『リワーク』と称して、都立、国が運営する社会資源を利用し、休職者が復帰を目指している。
- いい上司というのは、自分がうつ病になったことがある、あるいは、見たことがある人。
- 中途で採用した社員がうつ病であったとわかることが多い。採用後のフォローを強化するか、採用時に出来る限り採用しない努力をするかである。
4.その他
・次世代育成などについても今後この場で議題にしてもよいのではないか?(野田)
- 全富連の扶養率0.14で当社は50社の中で一番少ない。これから上がってくることも予測され
る。
・次回は、コミュニケーションや次世代育成も取り上げたい(南里K)
[次 回] 2006年10月12日(木)16:00~ 役員会議室
以 上

2006年10月13日 2:56 PM