人事部打ち合わせ議事録(2006.09.27)
労働対策チーム・人事部打ち合わせ議事録
日時:9月27日16時~18時
場所:Room10
出席者:野田副委員長、芹澤、長谷部、南里課長(人事部)
■組合側より今期活動項目と体制の説明を行った(野田)
以下について活動方針を説明
・長時間残業問題
・休職問題
・次世代育成
・ワーカーズラウンジ
■去年度の確認
労使の意識合わせ:長残は悪いのか→双方合意。問題はTOP/MIDDLE/LOWERマネジメント各層にあることも双方合意。しかし、実行フェーズへは到らなかった。
今期はES安全衛生委員会を軸とし、グループ長クラスから実働面で上記を認識させたい。
※今回、900時間を超えている社員が4名いる。
以下、長時間残業問題と、休職問題について議論
■今期の進め方
(1)長時間残業問題
●短期的な施策
労使協議会の資料を見直したい(芹澤)
長残の原因がわからない
(この資料では何がどうなっているかわかりにくい)
資料の生データの提供は可能か?(芹澤)
組合で現状把握をしたい(データ解析を行い、傾向を分析したい)
→提供出来るか否か検討する。(南里)
コメントの部分について、形骸化しているのでは無いか?(○○と同じ等)
管理職が問題を認識しているか(野田)
コメントの書き方を、原因→対策→解決のように出来ないか。
○○と同様というコメントは、個人の能力や仕事の進め方の違いから
あり得ないと思う。
900時間から840時間へ上限を変えることで、長残資料の基準も変わる
のか?(野田)
→変わると思う(南里)
ノー残業デーの運用について、会社はどう考えているか?(野田)
→水曜日の残業が減っているわけではない。現状はうまく回っていない。
(特に水曜日にこだわることはないが、、)
●長期的な施策
今後ES安全衛生委員会の中で検討する。
(2)休職問題
長谷部より休職問題について要点を説明。当初は復職をメインで進める予定
だったが、ES安全衛生委員会で副社長より予防が大事との意見があったので、
こちらについても対応することにする。
現状休職者はどのくらいいるのか?(長谷部)
→現在5名程。メンタルによる休職が多い(南里)
仕事起因の休職は減っているが、最近は幹部社員の相談が多い
どこからがメンタルなのかわかりにくい
※仕事起因のもの、人間関係起因のものがあり原因の特定は難しい。
幹部社員にメンタル対策を説明している(徴候をレクチャー)(南里)
→現場の社員や組合執行委員にも指導出来ると良い(野田)
人事側ではタイムカードを見てチェック → 管理職へ連絡し早期発見、対応
を行っている。
※早期発見 → 産業医面談 → 治療、の流れ
ES安全衛生委員会でどう取り上げるか(野田)
総論的なものになるのでは、健康管理室の相談件数等(一般、管理職別に)
(長谷部)
●休職の流れ(南里)
傷病休業 休職 休職
+――――――――+――――――――+―――――――――>休職満了解雇
6ヶ月 1年6ヶ月 2年
●復職支援プロセス(南里)
主治医の診断書
↓
リワーク施設(区や都で運営する施設で3ヶ月~。以前は月一のレポート提出
↓ だった)
検討会(※本人、人事部、産業医、所属長)
※復職後も一ヶ月毎に産業医と面談。
復職支援プロセスは2005年下期より開始。この制度でまだ復職した社員はいない
(南里)
復職するための敷居が高いのでは?(長谷部)
→このプロセスをクリア出来ないと復職もその後の業務も難しいと判断した(南里)
重要制度が始まったばかりなので様子を見たい。
やはり早期発見が重要ということで双方同意
メンタル対策のセミナーを執行委員向けにできないか?(野田)
→検討する(南里)
宿題:長残関係のデータ提出(早めに)
休職対策については組合側でロードマップ(スケジュール)を作成
次回は10月20日
以上
2006年10月13日 5:47 PM